パソコンによる「疲れ目」軽減対策

パソコン疲れ目

パソコン作業に要注意

4大原因のうち「同じ姿勢」と「眼精疲労」は、主としてデスクワークや読書、

細かい手仕事などによって起こります。特に最近は、パソコンによる肩こりが増えています。

<原因と予防策>

パソコンや読書、手仕事などのとき、多くの方は、気付かずに首を少し前に突き出す姿勢になっています。

また、両肩を少し前にすぼめる姿勢にもなっています。

こうした姿勢を続けていると、首から肩の筋肉に緊張性の疲労が生じ、血流が悪くなり、肩こりを起こします。

また、細かい文字などを見続けると、目やその周囲の筋肉が緊張し、それと同時に首や肩も緊張します。

特にパソコンの場合、光源を見つめるのと同じなので目が常に緊張を強いられ、

まばたきの回数が減ります。

瞬きは、涙腺を刺激し、目の表面を涙で潤し、保護する働きをしています。

瞬きが少ないと目が乾燥し、疲れやすく、また傷つきやすくなります。

通常瞬きの回数は、毎分15~20回程度。多くて、3秒に1回行っています。

しかし、パソコン作業中は毎分1~2回に激減すると言われています。

パソコンが原因でドライアイから眼精疲労を起こし、肩こりの原因になります。

予防策としては、まず「同じ姿勢」を続けないようにし、こまめに首や肩の緊張状態をほぐすことです。

首をゆっくり後ろに反らせてみます。このとき首筋や肩が硬い、あるいは少し痛いと感じたら、

すでに肩こりが始まっています。首や肩を回して筋肉の緊張をほぐしましょう。

「眼精疲労」の予防には、目を休ませることが大切です。

目が乾いたから目薬をさすだけでなく、1~2分間は目を閉じて、

ディスプレイなどを見ないように、目を休ませます。

そのとき指先でこめかみのあたりを、優しくなでるように円を描きながら

マッサージするとより効果的です。

仕事中などで目を閉じることができない場合は、窓の外など遠くを眺めるだけでも

目の緊張を緩和することができます。

中高年になるにつれ、動体視力が低下するため、パソコンのスクロール画面を目で追うと

非常に疲れることがあります。

スクロールするときは画面を直視せずに、視線を少しそらすようにします。

「目が疲れて困っている」という人のための対策法です。

まず、目に負担が掛かる作業は以下の通りです。

これらの姿勢でパソコンを利用することを控えましょう。

  • 近距離でのパソコンの作業
  • 長時間のパソコン作業
  • 背筋を丸める、猫背でのパソコンの利用
  • 近距離でパソコンの画面を見続ける
  • 身を乗り出したりして画面に顔を近づけての作業

具体的な対策法

  1. ディスプレイの高さと距離を調整し、正しい姿勢でパソコンを使用する
  2. ディスプレイの輝度を落とす
  3. 外光の映り込みを抑える
  4. 疲れ目防止メガネ、濡れタオルなどで疲れ目を軽減する

1.ディスプレイの高さと距離を調整し、正しい姿勢でパソコンを使用する

ディスプレイとの距離

疲れ目を防止するには、ディスプレイと適度な距離をとることが重要です。

どの程度の距離をとればいいでしょうか?

一般的に目とディスプレイの距離は40~50 cm以上は離すようにした方がいいと言われています。

ディスプレイの高さ

ディスプレイを見上げるような角度で作業をしている場合、

目を見開いた状態になってしまっているので、涙の乾燥が進み、目が乾きやすくなります。

また、開いている目の面積が大きいため、ドライアイになりやすいです。

目の乾きは目の疲れを引起す原因にもなります。

いつもディスプレイを見上げている方は、視線がやや下向きになるようディスプレイの位置を調整しましょう。

見下ろすような位置にすることで、まぶたの開きが少なくなり、涙の蒸発が減ります。

ディスプレイの高さと角度を調整するだけで、涙の乾燥の量を1/4にすることが出来ると言われています。

姿勢

正しい姿勢は、背筋はしっかり伸ばして作業することです。

正しい姿勢で、肩こりや腰痛なども軽減できます。

2.ディスプレイの輝度を落とす

パソコンのディスプレイは、デフォルトの状態ですと、輝度(画面の明るさ)が高めに

設定されている場合が少なくありません。

画面の輝度が高いということは、写真や動画は色鮮やかに見えますが、

疲れ目の原因となります。ディスプレイの明るさは、低めに設定すると、疲れ目が軽減されます。

具体的にどの程度まで下げればよいか?

それは、周囲の照明など、ディスプレイの設定にも異なりますが、

だいたい「紙の明るさ」に合わせるのがいいとされています。

ディスプレイの横にコピー用紙などの紙を置いた状態で、それと見比べながら画面の明るさを

調整していくとよいでしょう。

紙の明るさと同じくらいの見え方(輝度)にディスプレイも設定します。

最初のうちは「暗い」と感じるかもしれませんが、目がすぐに慣れるはずです。

3.外光の映り込みを抑える

液晶ディスプレイの表面の種類には、光沢タイプと、マットタイプがあります。

光沢タイプとは、ディスプレイの表面がつるつるして、つややかなで、

写真や動画などが色鮮やかに表示できます。

最近のパソコンに多いのがこのタイプです。色鮮やかは反面、蛍光灯の明かりや、

背後の人の動きなどが画面に映り込んでチラチラするので、疲れ目の原因になってしまいます。

マットタイプのディスプレイは、その点、人の映り込みなどなく、目に優しいタイプです。

ノートパソコンや液晶ディスプレイを選ぶ際に、非光沢タイプを選ぶ方が目にかかる負荷は小さいです。

自分の使っているパソコンのディスプレイが光沢タイプの場合は、

マットタイプの液晶保護フィルムをディスプレイに貼り付けることで、

マットタイプのディスプレイに似た感じになります。

4.疲れ目防止メガネ、濡れタオルなどで疲れ目を軽減する

最近ではパソコンの長時間使用による疲れ目を訴える人が多くなっていることもあり、

疲れ目対策グッズもさまざまなものが発売されています。

最近では、パソコンのブルーライトを軽減するPC用メガネが流行っています。

また濡れたタオルなどを利用して、目を温めたり冷やしたりするのも効果があります。

温めた方がいい場合、目がショボショボするような場合です。

原因は、目の血管が血行不良になっているためです。

タオルを温める手順は、濡らしてよく絞ったタオルを電子レンジで温めて、蒸しタオルにし、

蒸したタオルを顔に乗せることで目の周りを温めて血行を促進します。

冷やす方がいい場合、目が充血している場合です。

原因は、目が炎症を起こしているためです。

氷水などで冷やしタオルにし、目に当てるとスッキリします。

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